乾燥肌は子供の頃からケアすると治る?アトピー体質を改善した方法。

くいしんぼう一家は全員、お肌よわよわ星人です。特に長女のうーちゃん(4歳)は、赤ちゃんの頃からトラブル続出。

旦那がいわゆる「乾燥肌」で、小さい頃からかき癖があり、肌荒れにも(ご両親が)悩まされていたそうです。うーちゃんは旦那の肌質を引き継いでいます。

1歳の時に皮膚科で「アトピー体質かもね」と言われましたが、正しいケアで徐々にトラブルが減り、乾燥肌が大幅に改善されました!

ちなみに3歳までは毎年夏に発生していた汗疹トラブルも、今年2018年は、発生率が0に。

今回は、そんなうーちゃんの乾燥肌と4年戦ってきた、自宅ケアや皮膚科選び、トラブル対処法などを紹介します。

お子さんの肌トラブルや乾燥肌に悩んでいる親御さんの参考に、少しでもなれれば嬉しいです。

子供の肌は乾燥しやすい

赤ちゃんの肌は大人の肌の半分

赤ちゃんの頃は、誰しもが何らかの肌トラブルを経験することが多いのではないでしょうか。

それもそのはず。

赤ちゃんの肌はとても薄く、大人の肌の半分しかありません。肌の角層も未発達のため、色んな刺激を受けやすかったり、水分が簡単に逃げていったりして、肌トラブルを起こしやすいのです。

また、新生児の時は、皮脂分泌が過剰ですが、生後2、3ヶ月からその分泌量はなくなっていき、その後、(なんと)思春期頃までは皮脂分泌がとても低い状態が続きます。

子供の時期は特に保湿ケアが必要になる

このことから分かるように、子供の肌はもともと乾燥しやすいのです。

皮膚科の先生に伺ったところ、日頃から保湿をしていないと、アトピー体質になったり大人になっても乾燥で悩む症状が出たりすることもあるそうです。

逆に、子供の頃にしっかり保湿を心がけてあげることで、大きくなっていくにつれて肌が落ち着いていくケースが多いそうです。

かゆくて夜中起きる長女

我が家のうーちゃん(4歳)は「超」がつくほどの乾燥肌です。

夏生まれだったこともあり、生まれてすぐから乳児湿疹、汗疹、オムツかぶれなど、赤ちゃんの肌トラブルを一通り経験しました。

その後も落ち着く様子を見せず、2歳くらいまでは2週間に1回のペースで皮膚科に通っていました。

鮫肌、汗疹、できもの、掻き壊し、とびひ、など、どんなに気をつけていても、お風呂に浸かる、汗をかく、植物、虫刺されなど、ひょんなことから肌が荒れました。

原因は、とにかく乾燥してしまうことでした。

定期的にサメ肌(水分が足りていなくてザラザラする肌)になり、夜泣きではなく、夜掻きとでも言うかのように、肌がかゆくて夜何度も起きてしまっていました。

特に小さい子供は眠りが浅く、肌トラブルの頻度が少なくなっても、3歳半頃までは、とにかく夜中に起きることが多かったです。(ひどい時は、3~4回)

4歳になった今は、肌も大分落ち着き、やっと夜通し眠れるようになりました。

それでも、サメ肌になったり虫刺されが悪化したりすることもありますが、親の対処も早め&的確になってきたため、皮膚科に診てもらうほどのトラブルは減りました。

今では、3ヶ月に1回、かかりつけ皮膚科の定期健診だけ通っています。

肌トラブルは小児科より皮膚科へ

ここで声を大にしてお伝えしたいことが、肌トラブルは、必ず皮膚科で診てもらう方が良いということです。

皮膚科は肌の専門家

皮膚科をお勧めする理由としては、以下を挙げます。

  • 皮膚に特化して、専門の先生がされている
  • 肌トラブルに関する診察数が多く(というか基本それだけ)経験豊富

もちろん、皮膚科専門の先生が小児科にいらっしゃる場合や、軽いトラブルの場合も、小児科で大丈夫だと思います。

ただ、うーちゃんの様に、もともと肌荒れしやすい、特に乾燥肌な子供や、肌トラブルが長引いてしまっている場合は、やはり皮膚科を専門でやっている先生に診ていただいた方が、診断と対処が的確です。

小児科で失敗した例

私も最初は小児科と皮膚科を状況によって両方行っていました。

ある時、うーちゃんにお尻の湿疹が長引いてしまっていて、通っていた皮膚科がいつもものすごく混んでいたので、空いていた小児科で診てもらったことがありました。

小児科ではうーちゃんの肌に関する情報が薄かったこともあり、その際に処方されたお薬が合わず、悪化してしまいました。

その後、皮膚科の先生に診てもらったら、厳しく怒られてしまいました。

子供の肌にはそれぞれ特徴や性質があるため、普段から、専門家&同じ先生に診てもらっていた方が良い。それが難しい時は、小児を扱っている皮膚科へ行くこと。

というのが、私の教訓です。

いくつもの皮膚科を渡り今へ

一言に「皮膚科」といっても、たくさんありますよね。

どの皮膚科が良いのか、我が家も2つ3つの皮膚科へ行ってみましたが、なかなかうーちゃんに合うところを見つけれずにいました。

うーちゃんの夜中肌がかゆくて起きることが3~4回とピークに達した頃、「さすがにこれはどうにかしないといけない」と思い、今まで行っていた近所検索ではなく、範囲を都内に広げて、「有名な皮膚科で、小児も診ているところ」を調べました。

そしてたどり着いたのが、今のかかりつけである、「目黒 陳皮膚科クリニック」です。

参考 当院のご案内目黒陳皮膚科クリニック

院長先生に初めて診てもらったときのことを、今でも覚えています。

サササーっとうーちゃんの肌を確認したかと思いきや・・・すぐに「うん、大丈夫だねー。」とキッパリ言いました。

サメ肌で搔き壊しがあって、夜中起きるのに何が大丈夫やねん!と、その時は疑わしく思いました。

うーちゃんの肌の状態は、乾燥により肌のバリア機能が落ちて、かゆみが慢性的になってしまっている、ということでした。

最初の処方は、「痒み止めの飲み薬」と「ぺパリン配合物質の泡タイプ」の保湿剤からでした(保湿剤は後ほど紹介しています)。飲み薬が2週間分と長く、飲み薬に抵抗があることを先生に言うと、

「最初が1番大事だから、かゆみ止めを飲んでいる間に(保湿剤で)肌のバリアを作る。薬に頼ったりはしない。」

と自信満々に言われ、しぶしぶ受け入れることに。

すると、その日から、お薬を飲んでいる間は、ぱったりと夜中起きることがなくなり、お薬がなくなってからも、起きて1度くらいの頻度に減りました。

正直、ここまでの効果を期待していなかったので、ただただびっくり。そして感謝の言葉しかありませんでした。

それ以来、陳皮膚科に通うことを決め、3ヶ月ごとに必ず健診に行くようになりました。

普段の肌を守るケア

普段から行う肌のケアについてです。特に敏感肌・乾燥肌のお子さま向け。※肌トラブルへの対処については、後ほど紹介しています。

1. 肌を洗い過ぎない

子供の肌は薄く角層も完全に出来上がっていないので、洗い過ぎると、必要以上に皮脂が落ちてしまい、肌が乾燥しやすくなってしまいます。

特に乾燥する冬場は、石鹸やシャンプーをなるべく使用しない方がいいそうです。

我が家では夏場以外は、3日に1度程度、お湯のみで洗う日をつくっています。

2. 石鹸やシャンプーを選ぶ

石鹸にもシャンプーにもいろんな種類がありますよね。

我が家も敏感肌用からオーガニックまでさんざん試してきましたが、皮膚科でオススメされ、(今のところ)最も自分たちでも効果を感じているのが、こちらの「ミノン」シリーズです。

液体タイプと固形の石鹸タイプの2つがあります。固形の石鹸の方が、より泡の質感が良く、入浴後のしっとり感が残る気がして、我が家では石鹸を使っています。

3. 湯船に入らない

子供が風邪ひくじゃん!って言われそうですが・・・湯船に入るのは、オススメできません!

なぜなら、湯船につかって体温が上がることで、体の水分がどんどん奪われて肌が乾燥してしまうからです。 少なくとも、肌が乾燥気味、トラブル気味な時は、湯船に入ることを避けた方が良いです。

また、入るのであれば、刺激が少なめの入浴剤を入れると保湿を促すことができるそうです。

参考 保湿効果の高い入浴剤人気ランキング10選!乾燥肌に贅沢な潤いをViola

ちなみに我が家では、これまたミノンの入浴剤を使用しています。

5. 刺激の少ない肌着を

肌着は、毎日直接肌にあたるものなので、ここもできるだけ低刺激のものを選んであげると良いです。

子供から、普段の肌着が「チクチクする」などと言われる場合もあると思います。ちなみに、オーガニックだからといって肌触りが良いとは限りません。

できるだけ実物を触ったり、オンラインでも試し買いして確かめるのがベストです。

うーちゃんが使用している(特に就寝時)のは、こちらです。

敏感肌用の肌着

ピンク:クオーレアモーレ 白:atones

どちらも服の縫い目が外側にあり、肌に優しい素材と縫製を追求して作られています。atonesは洗濯タグもなく、服にプリントされています。

6. 湿度を保つ

冬の間は、湿度を気にしてあげることも、1つのポイントです。(特に寝る時)これは、ウイルスや喉の乾燥も防げて一石二鳥です。

空気清浄機や加湿器が部屋にあれば問題ないですが、例えば旅行先などでない場合は、お風呂や洗面所にお湯を張っておいたり(使ったものを流さずそのまま)、濡れたバスタオルを寝室に置いておくと、湿度を上げられます。

オススメの保湿剤

保湿剤に関しては、オーガニックタイプを含め、とにかく色んなものを試してきましたが、結局は皮膚科で処方されるものや、それに近いものがベスト、という結果にたどり着いています。

また、お子さんの体質、肌質はそれぞれ異なるので、初めて使う保湿剤は、まず体に少量塗り、相性を確かめるのが安心ですね。

我が家で主に使っている保湿剤は、2つです。

ワセリン

「ワセリン入り」ではなく「ワセリン100%」

1つ目は、保湿剤の代表格、ワセリンです!

ワセリンは、皮膚科で軟膏を滑らかにするために混ぜて使われていたり、うーちゃんが通っている保育園などでもワセリンを良く使われています。

ぺパリン物質やステロイドやのように医薬品ではないため、どの子供にも安心して使用ができます。ワセリンを試してみて、他の医薬品に頼らず乾燥肌が改善するようであれば、万々歳です。

また、保湿だけでなく、ちょっとした肌荒れや火傷などにも効きます。

参考 ワセリンの万能な使い方!All About

やはりその保湿力は抜群です。

ただ、秋冬場など寒い時期はワセリンが大活躍なのですが、夏場など汗をかく時期は、かえって炎症を引き起こす原因になる場合もあるのでオススメしません。

ちなみに弟のそら(1歳4ヶ月)は、ひどい乾燥肌ではないので、ワセリンで様子見しています。

ぺパリン類似物質配合

皮膚科で処方される保湿剤は、「ぺパリン類似物質」が入っているものです。保湿をするだけでなく、水分の蒸発も防ぎ、血行の促進の効果もあります。

参考 ぺパリン類似物質についてSaiki

形状はローション、クリームと色々ですが、ここ数年で新しく出てきたのが泡タイプ。陳皮膚科に行った際に、初めて処方されました。現在では、多くの皮膚科や小児科でも取り扱いがあります。

ぺパリン類似物質配合の泡スプレー保湿剤

伸びがめちゃめちゃ良く、保湿力も高いです。うーちゃんの肌はこれと相性良しです。

敏感肌や乾燥肌のお子さんは、皮膚科で処方してもらったものを使うのがベストだと思います。

難しい場合は、市販でもぺパリン類似物質が配合されている「HPクリーム」というものがあるので、ぜひ試してみてください!

肌トラブルの対処方法

うーちゃんも先日、久しぶりにトラブル発生で大変でした・・・

4歳長女が砂遊びで化膿して完治に1ヶ月かかった話

どれだけ肌ケアをしていても、荒れるときは荒れます。子供の肌はそういうものだと割り切りましょう。肌トラブル対処における最も重要なことは、早め早めに集中して対処することです。

ちょっとでも「あれ?」と思ったら、早めに、そして集中的(こまめに)ケアをしてあげることで、症状を治められます。少し面倒だと感じるかもしれませんが、2、3日気合いを入れて集中ケアしましょう。

症状別

まず、我が家が、症状によって行なっている対処やケアの方法を紹介します。

汗疹

あせもとは、たくさん汗をかいたことによって、汗腺に汗が詰まって皮膚炎をおこした状態のことです。あせもができてしまった場合は、こまめにシャワーをして皮膚を清潔に保ち、しっかり保湿をすることが1番効果ありです。

もちろん普段から汗をかいたらシャワーを浴びる習慣ができればベストですが、なかなか難しいですよね。

「ちょっと汗疹ができてきた」程度のころに、シャワーで流すようにしてあげると悪化しにくいです。

我が家の経験上では、お薬を塗るよりこちらの方が効果があります。汗取り下着をつけたりタオルやお手拭きでふいたりで済ませず、こまめにシャワーで流しましょう。

とびひ

とびひとは、正式には「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といって、水ぶくれやかさぶた、膿が皮膚に出てしまう状態です。

あせもや虫さされなどをかき壊してできた傷口やアトピーの湿疹から、菌が侵入して発症します。飛び火のように感染がどんどん全身へと広がるため、「とびひ」と呼ばれています。

原因となる菌に合わせて皮膚科で処方されたお薬を使います。自宅の対処としては、子供が搔き壊しをしないように爪を短く切ることと、とびひの感染を広げないように患部をガーゼでおおい、触れないようにしておくことです。※絆創膏は密閉性が強く悪化させる原因になるのでNG

サメ肌

サメ肌とは、全身の皮膚が乾燥してキメが荒くなり、カサカサになったり皮膚が剥がれ落ちたりしている状態のことを言います。ちなみに、医療用語でも病名でもありません。

「肌が少しザラザラしてきたな」と思った段階でまず湯船に浸かることを避けましょう。

すでに痒みが伴う場合は、保湿の際に、かゆみ止め薬を少し混ぜて塗るようにします。1日2回。すると、肌がツルツルになってくるので、そうなれば、保湿のみでOKです。

皮膚科のお薬を使う

初めて症状が出た場合、必ず皮膚科で診てもらうことを強くお勧めします。症状を的確に判断してもらい、それに合ったお薬を出してもらうことが、1番治りが早いです。

自己判断で市販のお薬を使うと、特に敏感肌な子は、症状がひどくなる場合があります

また、皮膚科でもらったお薬のどれを使うか迷った場合も、一度皮膚科で診てもらう方が良いです。繰り返し通っているうちに、自分の子供の肌の状態やトラブルの際の対処法がだんだん分かってきます。

お薬は適宜にしっかり

できるだけお薬を使いたくない・・・!

その気持ち、めちゃめちゃ分かります。私もそうでした。ただ、経験上、症状が軽いうちに軽めのお薬で早めに治めるのが結局1番治りが良いです。

ひどくなってしまうと、より強いお薬を使わなければいけなくなります。

ステロイドは「なんだか怖い薬」という印象を持っている方には、こちらの記事がおすすめです。
参考 ステロイドは怖い薬?保湿は必要?朝日新聞

絆創膏よりガーゼで

特に敏感肌の子供は、絆創膏でもかぶれやすいそうで、皮膚科ではNGです。また、絆創膏は、厚みもなく剥がれやすいです。

ガーゼ側もしくは傷口に塗り薬やワセリンを厚めに塗り、皮がガーゼにくっつかないようにします。テープで固定して完了です。上から指用のネットを被せればなお良し。

再発にそなえる

肌荒れが起きた箇所は、治っても、完全に元の状態に戻るまでは時間がかかり、その後肌が弱い状態になっている(刺激を受けやすくなっている)ため、荒れやすくなっています。

症状が再発したり、繰り返し出たりしやすいです。治った後もしばらく注意をして、保湿を心がけてあげることで再発を防げます。

最後に

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

少しでも今の悩みに対するヒントがあったならば、とても嬉しく思います。

お子さんの体のことを1番良く知っているのは、赤ちゃんの時から、1番長い時間を過ごしてきているご家族です。

医者の先生たちは(皮膚科に限らず)その道のプロフェッショナルですが、みなさまのお子さんを熟知して個別に特化しているわけではありません。

もちろん分からないことは教えてもらい、納得いくまで聞いた上でですが、最後にどうしていくかを決めるのは、お母さんやお父さん自身です。

また、先生に言われることだけに止まらず、自分たちで原因を考え、普段の生活で色々なことを試行錯誤していくことで、お子さんに効果的な方法を見つけられることも、たくさんあります。

子供のちょっとした主張に応え、不快感や違和感を取り除く努力を親がしてあげることで、子供たち自身の気持ちが晴れ、前向きになれることもあります。

普段から、お風呂に入る時や子供とスキンシップをとる時、子供の(心ももちろん)肌や体の状態を感じ取り、変化やトラブルにも早く気付けるように心がけていきたいと、私も思っています。

きっと大人になるにつれて、今の肌トラブルは落ち着くはず!

まだまだこれから成長していく我が子のために、専門家の先生たちと協力して、健康第一にサポートしていきたいですね。

2 COMMENTS

まいたけ

まもなく1歳になる息子の肌トラブルでかなり悩んでいましたが、とても参考になることばかり書かれていて気持ち的にも助かりました。
夜掻きむしって泣いて血だらけになることまありましたが、まずは湯船に浸かることを控えて保湿をまめにしようと思います。

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Yuka

まいたけさん
記事をご覧いただき、またコメントもいただきありがとうございます。参考になったと言っていただけて、とても嬉しいです。息子さんの肌トラブルが多いとのことで、とても心配ですね。乾燥肌の時期を乗り越えれるように、根気良く、一緒に頑張っていきましょう!

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