英語ができる子供になるカギは「母国語の成熟度」にある

こんにちは!くいしんぼう一家のYUKAです。

今日は、子供の英語教育について、思う存分語りたいと思います。

私は、英語で行う仕事で独立して、働いていることもあり、多くの友人が私に聞いてくるのが、

 

「家で英語を教えてる?どうしたら(子供が)英語できるようになる?」

 

という質問です。これに対して、教育スペシャリストの母を持ち、アメリカ居住経験があり、英語習得に関するさまざまなパターンの子たちを周りで見てきた身としては、「私なりの答え」があります。

それを、この記事でご紹介したいと思います!

子供の英語をどうしようかと悩んでいる親御さんたちにとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

バイリンガル教育の落とし穴

 

今では、幼児期からの英語教育が注目されています。まず、この2つには、大きな違いがあります。

  1. バイリンガル(英語と日本語の両方が母国語)
  2. 英語を第二言語として取得する

1の、国内に住む家族がバイリンガルを育てる手段は、「家庭で英語のみで過ごす」もしくは「インターナショナルな学校で英語で過ごす」のどちらかしかないと思います。(なので、両親のどちらかが英語が母国語の方が多いですよね)

この時大切なのは、「英語を話す時間」と「日本語を話す時間」を明確に切り分けることです。これがごちゃ混ぜになると、脳の切り替えが難しくなり、英語と日本語の両方が未熟になる恐れがあると思います。

実際に、どちらの言語でも単語量や文章力が弱い、、と言うバイリンガルの方達にお会いしたことがあります。

2つの言語を母国語レベルで習得しようと思うと、それなりの覚悟と労力が必要となります。

私が英語を話せるようになった理由

 

今回の本題は「2.英語を第二言語として取得する」ことについてです。

まず、私の経験を少し話させてください。

私の経験談

私は、小学校2年生から3年間アメリカのコネチカット州に住んでいました。

そこで英語と新しい文化に触れることが好きになり、大学生になった時ビジネス留学で再度アメリカへ行き、今では英語を手段とする仕事で独立しています。

アメリカへ行った当初は、両親の意向で日本人学校に通っていました。

でも、小学生ながらに自分が知っている言葉ではない「何か」、つまり「英語」に魅了され、

 

「現地(英語)の学校に通いたい」

 

と親に主張し、転校することになりました。

文字を「あいうえお」ではなく「ABC」と書くんだ、と初めて知った時のワクワク感は今でも覚えています。

ESL(英語が第二言語とする子用クラス)を2年で終え、当時は学校初となる「ESL上がりでの特進クラス入り」を果たしました。外国の友人が多くでき、とにかく楽しい経験でした。

 

後々母親から聞いたのは、当時のESLの先生が

 

「Yukaは母国語がとてもしっかりしていると思う」

 

と言っていて、それが英語の習得に繋がったと思ったそうです。

 

私は、英語を学ぶこと自体も楽しかったし、英語を通じてできた友人との楽しい思い出がたくさんでき、それが帰国後も、英語をキープできた要因になったと思います。

帰国子女≠英語が話せる

多くの方が「帰国子女は、みんな英語ができる」というイメージを持っていると思うのですが、それは誤解です。

同じ 3年のアメリカ居住経験があっても、大人になって英語を使える子と、忘れている子がいます。当時の現地校に日本人が何名かいたのですが、大学生になって再び会うと、「英語をキープできず、今は話せない」と言う子も案外いました。

小さい時にアメリカに住んで英語を取得したからと言って、大きくなって英語を話せるとは限りません。これは、帰国子女に限らず、小さい時から英語教育を受けている子たちにも該当すると思います。

POINT
小さい頃に英語を習得しても、大人になっても話せるとは限らない

まずは母国語から

言語を好きになろう

同じ帰国子女でも、大人になって英語を流暢に扱うことができる人と、全く話せない人たちがいる。

その間で違うことは、まず「言葉や文字が好きかどうか」です。

当時国語の先生だった母は、自分が文章を読めることから習得できることの多さに有り難みを感じていて、子供の頃から姉と私に、とにかくたくさん絵本を読み聞かせていたそうです。

そのおかげで、私も物心がついた時から本を読むのがとにかく好きでした。

言語はとても奥が深く、母国語を習得するのにもとても長い時間がかかります。この母国語がある程度出来上がっていて、新しい言葉や文字を学ぶことで広がる世界があること、そしてそこに面白さを感じることができる。

それこそが、他の言語への興味を持つ土台となること、そして習得することに役立つと身を持って感じています。

発音もリスニングも小学校からで充分

私は、小学校3年生でアメリカに行くまで、英語とは無縁でした。当時は、小学校における英語教育がまだ始まっていなかったのです。行く前に知っていた言葉といえば、”イエス”と”ノー”です。ABCさえ言えませんでした。

それでも、発音もレスニングも問題なく、ネイティブ同様に習得できました。ある研究では9歳までに英語に触れることで、アクセントを習得できるとされています。

私の周りには、

  • 発音はネイティブだけど、英語があまり話せない人
  • 発音はネイティブじゃないけど、英語がとても流暢に話せる人

がどちらもたくさんいます。

後者の方は、大学生まで日本で育ち、アメリカのビジネス留学で初めて海外に住んだ方達ばかりです。

彼女/彼らが共通して持つのは、英語を学ぶことへの明確な意義(英語を使ってしたいことがある)

そして彼らの中には、発音もリスニングも申し分なく、私より遥かに多くの外国の友人を作ったり、現地のコミュニティを活用したりしている子たちがたくさんいました。

POINT
英語の発音にこだわりすぎないこと

目的を達成する方法を考える

英語を学ぶ理由は何か

お子さんに英語を教えたいと思う、その理由は何でしょうか?

外国人と話せるようになってほしいからでしょうか、英語ができることで様々な経験ができるからでしょうか。

そしてそれは、

本当に「英語」である必要があるのでしょうか?

 

親が大人になった価値観で、英語を習得した方が良いとどれだけ思っても、最終的に決断、選択するのは子供自身です。

長女のうーちゃん(4歳)は、いまだに右と左がどっちか覚えないですが、私や旦那も忘れてしまうほどの数の、アニメのキャラクターの名前を片っ端から覚えています。

子供の好きなことへの情熱や集中力はすごいです。そしてそれは、日々色んな刺激を受けて移り変わっていくことがあります。

今この瞬間に子供が英語にハマらなかったとしても、肩を落とす必要は全くありません。

たびたび機会を与え、楽しさや必要性を子供自身が感じることができたら、その時になって初めても遅すぎることは決してないし、たとえ英語にハマらなかったとしても、目的を達成する道は、英語以外にもたくさんある。

そう思います。

目的を達成するための、子供が好きな方法、得意な方法を見つけて、選択肢を増やしてあげることが将来に繋がると、私自身心がけています。

POINT
目的を達成するためには、英語だけじゃなく、いろんな方法がある

根っこに必要なもの

英語に限らず、何事にも共通して重要なのは、知識量よりもっと根っこにある、気質、好奇心や感性、決断力などの「人間的な能力」を鍛えることです。

それが結局、長い目で見ると、子供の強い原動力となり、英語をはじめ、様々なことへの扉を開き邁進することができると思います。

最後に

 

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

いかがでしたでしょうか。

 

「語学は必要な時が来たらでいいかな」「いや、やっぱり英語は小さい頃から慣れさせたい」

その思いは様々だと思います。ぜひお聞かせください!

 

大切なのは、子供自身がその語学を好きになること、主体的に取り組めるようになることです。

AIやロボットのテクノロジーが私たちの生活や仕事を劇的に変えて行く中、10年後はどのような未来が待っているのでしょうか。我が子が大人になった時のことを想像すると、どこか身が引き締まる思いです。

私も、2人の子供たちに、いつどんな時代も生き抜ける人間力を養う手助けができたらな、と思い、日々の育児を、時には肩の力を抜きながら、頑張っています。

4歳長女の習い事探し。好きこそ物の上手なれ。

10年後の子供たちの姿を想像してワクワクしながら、今の成長を支えていってあげたいですね。

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