「全米最優秀女子高生」を育てた日本人ママの教育本レビュー

こんにちは、YUKAです。約一ヶ月ぶりの更新となってしまいました…!

2019年の目標である「1ヶ月に1冊読書プロジェクト」の第二弾。

本日レビューする著書はこちら。

「非認知能力の育て方〜心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育」です。(育児本はサブタイトルが長いな…)

全米最優秀女子高生コンクールで優勝した娘さんスカイを育てたボーグ重子さんの育児本です。(2018年10月出版)ボーグさんは全米・日本で「ライフコーチ」という職業をされています。

「ライフコーチ」とは、スポーツ界のコーチのように、日常の生活でもより幸せに充実した毎日が過ごせるようもつコーチのことだそうで、アメリカでは有名な政治家や人気アーティストもそれぞれ自分にあったコーチを抱えているそう。

そんなボーグさんが注目する「非認知能力」とはなんぞや。子供のうちからどう培うのか。この本のサマリ・感想と共に、どういう人におすすめかということもお届けします。

はじめに

本を知ったきっかけ

今回のきっかけはとても単純で、amazonの育児書ランキングをバーッと見ていてこの本の「非認知能力」という言葉が気になったからです。

以前NHKのEテレで、IQでは測れない、心の力である「非認知能力」のことがやっている回を目にして、我が家がつけようとしている力に近いな、と共感していました。

参考 非認知能力ってなに?Eテレ すくすく子育て

この本のタイトルを目にして「非認知能力の育み方について知りたい!」と思ったのが、きっかけです。

この本をオススメする人

ボーグ重子さんは、主体性、やりぬく力、自己肯定感など、テストの点数を重視する認知能力だけではなく、目に見えない「非認知能力」を重視されています。

この本がオススメな人

・0~10歳のお子さんがいる親御さん

・将来お子さんをグローバルで活躍させたいと思っている親御さん

・子育てをしている自分自身に自信が持てない/葛藤している親御さん 

「非認知能力」は全ての子供にとってコアとなる力であり、0歳〜10歳の間に最も伸びるそう。なので、現在、子育てに励んでいる親御さんにはぜひ読むことをオススメします。

お勉強のノウハウ本ではありませんが、非認知能力を高めることは、長い目で見て学歴や年収、雇用の面でも影響を及ぼすそうです。

また、親自身が育児を通して自分と向き合い、成長していくための助言が多いです。理想の母親像と戦っている方、親としての自信が持てずにいる方、葛藤に悩んでいる方にはぜひ読んでいただきたいです。

本のあらすじ・感想

「非認知能力の育て方」の内容としては、ご自身の娘スカイさんの育児の振り返りと共に、結果として非認知能力を育むことに役立った「家庭のルール作り」「親子の豊かな対話」「遊び」などの取り組みなどについてご紹介されています。

個人的には、我が家の教育方針で重視していることがたくさん書かれていて、めちゃめちゃ共感したし、育み方が参考になりました。今回も4つ挙げました。

今必要なのは「正解のない問題に、自分らしく立ち向かう力」

非認知能力がますます注目を浴びてきている背景には、時代の流れがあります。インターネットやAIなどのテクノロジーが発達し、世界は多様化し、一瞬でいろんな知識にアクセスできるようになりました。

20年後には、今の人間の仕事が50%コンピューターに置き換えられると言われる中、人間にしかできない仕事はなんなのか。

アメリカでは、計算式や語学の暗記に頭脳と時間を使うのではなく、そのツールを使っていかにクリエイティブな課題解決にができるかに費やすのが主流だそうです。

自分らしさ、クリエイティブな感性、イノベーティブな発想ができるようになるには、子供が安心して様々なことにチャレンジできる環境作りが欠かせません。そのために「親の無条件の愛」が必要であることはどの育児本にも書かれていることです。

安心な環境作りに印象的だったのは「個性を認めること」です。子供に親の思いや希望を押し付けず、別の個人として尊重し、肯定的に認めることです。

個性を伸ばすことには、色んな工夫ができるな、と思いました。同年齢の周りの子がみんなできるようになることを必死に小さい頃から取り組むよりも、自分の子供が好きなことの中で、周りができないようなことを1つできるようになることに注力する方が個性を伸ばすために重要なのではと思います。

早速取り入れた「フィーリングボード」

今回、最も参考になったのが、子供が自分の感情を客観視するための「フィーリングボード」です。早速我が家でも取り入れました。

フィーリングボード

うーちゃんと一緒に作りました。

子供が自分の感情を「ハッピー/怒っている/悲しい」などの選択肢から的確に表現するものです。選択肢は、年齢を重ねるごとに増え、複雑になる。自制心を育むための訓練で、子供が自分の感情を客観視し、どうしてそのような感情を抱いているのかその原因を論理的に分析できる仕組みです。

我が家の長女うーちゃんはHSPで、あらゆることから受ける刺激が強く、本人も無意識下の中で複雑な感情を抱きがちです。それが、意図せぬところで爆発して表に出てくることがよくあります。(外であった些細なことに対して、あえて大泣きして親を困らせるなど)

不満や感情表現が上手くできなくて爆発するまで抑え込んでしまう傾向にあると思ったので、日頃からうーちゃんが抱いている感情を表現できるようにこの「フィーリングボード」を取り入れました。

親自身が成長するための努力が必要

育児本を何冊も読んできた中で、このボーグ重子さんならではだと思ったのが、子供だけでなく親自身が成長していくための助言が多いことです。

子供にはあれこれ厳しくしても、親のことはついつい「大人の都合」で済ませがちですが、それでは子供のお手本にはならないと。著者に出てくる親への助言をいくつか紹介します。

  • 家庭で決めたルールは、親も同じように厳守すること(親の都合や気分に左右されない)
  • 親自身が「ありのままの自分」を受け入れ自己肯定感を持つこと
  • 子供のやりたいことや主張が、親が苦手なことであっても、それを乗り越える努力をすること(虫や動物嫌いへの克服や英語の習得、人付き合いなど)
  • 親自身が人生における「パッション」ー自分が情熱をかけられるものーを持ち、子供の手本となること
  • 世間体を気にせず完璧主義を捨て、親自身が自分の人生と子育てを楽しむこと

このルールを決めたら親も一緒に守ることや、子供と一緒に親も頑張ることは、たくさんの教育者の方もおっしゃっていることですね。

中でも最も共感したのは、親自身が「パッション」を持つということです。子育てが人生の全てになってしまうと、喜怒哀楽が全て子供に向いてしまい、子供もプレッシャーを感じずにいられないのでは、と思います。

目標を作って努力をすることは、親自身の幸福な人生への鍵でもあるし、子供にとって何よりも手本となりますよね。

日本こそ、親の家庭教育がより重要

この本で唯一気になる点は、ボーグさんもスカイさんもアメリカに住まわれているということです。日本で育児をするにおいて、アメリカの環境や文化とはもちろん異なる点も多くあり、その辺は考慮すべきかと思いました。

例えば、スカイさんが通っていたリバースクールという超難問な小学校をはじめ、アメリカの特定の地域では、地元の小学校においても非常に教育が進んでいます。そういった学校で学んでくることに沿って親は見守る、手助けしてあげるスタンスでも良いのかもしれません。

一方、教育においては他の先進国に比べて随分と遅れを取っている日本では、そういうわけにはいきませんよね。親が率先して、非認知能力にプラスして、アメリカの学校で教わるようなクリエイティブな発想を育む取り組みを家庭教育を行う工夫が必要だと思います。

アメリカの環境で「正解のない問題に、自分らしく立ち向かう力」をつけていく子供たちがいる一方で、日本では未だにに暗記量と知識優先の授業が多いと感じています。ボーグさんがおっしゃっている以上に、家庭教育においてクリエイティブを育むために親子の労力を割くべきなのでは、と改めて身が引き締まる思いでした。

2019年読書プロジェクトの進捗

はい!というわけで、2019年の目標の1つである「1ヶ月に1冊読書プロジェクト」の2冊目のレビューでございました。

1冊目は廣津留さんの書籍レビューをしました。子供への無条件の愛情や、「小さい頃から様々な人と触れ合えるオープンな家庭で育てること」など、共通して主張されている部分もたくさんあるなと思いました。

ハーバード流子育て本「成功する家庭教育」から学んだこと

本はたくさん読んでいる割に、アウトプットの記事が進まない進まない。(おい)

でも、4月から長女のうーちゃんの幼稚園生活がスタートするに向けて、予定している「家庭教育」のテーマも決まりつつあります。

非公開: 2019年の目標。保育園が臨時閉鎖でドタバタな新年スタート

年度末に向けて仕事が増えておりまして、なかなかブログ運営をこなせない日々が続いておりますが…近々内容の公開もできればな。

はわわー頑張らねば。

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